HOME » PT(理学療法士)に興味があるなら絶対読んでね » 作業療法士との違いはなに?

作業療法士との違いはなに?

混同されがちな理学療法士と作業療法士。仕事内容や役割、資格取得者数、就職状況など、それぞれの違いについて比較しています。

理学療法士と作業療法士の仕事と役割

理学療法士イメージ画像07

理学療法士と作業療法士、どちらもリハビリテーションに関わる仕事で、活動範囲も似ているところがあるため、違いがわからないという人も多いようです。理学療法士は、起き上がる、寝返る、立ち上がる、歩くといった、日常生活に必要な基本動作ができるようサポートする、身体の機能回復のためのリハビリを行う専門家です。

具体的には、筋肉や体を動かす運動療法を実施したり、患部を温めたり冷やしたり、電気で刺激を与えたりして、身体の機能を回復させていきます。作業療法士は、食事や着替え、入浴、遊び、スポーツなど、生活全般の応用的な動作の改善をサポートし、社会生活適応能力を向上させる、身体と心のリハビリテーションを行う専門家です。

身体を動かすだけでなく、日常生活がスムーズに送れるよう、患者さんの趣味などを取り入れて、仕事や学習能力を高めたり、手先を動かすための訓練をしたりします。また、作業療法士の場合は、躁鬱病や摂食障害など、精神障害の患者さんのサポートをすることも多々あります。

理学療法士が、動作の回復をサポートするのに対し、作業療法士は、身体の機能回復と心のケアを行うという点が大きく違うところかもしれません。

どちらのほうが就職は有利?

現在、理学療法士の資格取得者数は約11万人、作業療法士の資格取得者数は約7万人といわれています。受験者数にも差があり、理学療法士は毎年約12,000人が受験するのに対し、作業療法士は毎年5,000人ほどです。

理学療法士は、病院やクリニック、リハビリテーション病院、老人保健施設、スポーツ関連施設などで、作業療法士は、病院やクリニック、リハビリテーション病院、老人保健施設、精神科病院、障害者福祉施設、児童養護施設などで活動することが多いようです。

理学療法士と作業療法士、どちらも需要があり、就職先も幅広い選択肢の中から選べますが、作業療法士の数のほうが少ないこと、精神障害の患者さんのリハビリテーションを行っていることなどから、作業療法士のほうが需要が高いといわれています。